寝る前の絵本を読み聞かせする効果は？【おすすめも紹介】

寝る前に読み聞かせすることで、効率的に「暗記」ができたり、「眠気」を促したりできます。

寝る前に絵本を読むと暗記ができる？

寝る前の記憶は定着されやすいため、暗記するなら寝る前がおすすめです。

寝る前に記憶した情報は、脳にある「海馬」という部分に一時的に保管され、寝ている間に整理されます。

「海馬」で記憶できる量はとても少ないほかに、他の情報を入れると混乱しやすいため、寝る直前の暗記が効果的です。

寝る前の暗記におすすめな絵本

この絵本は、地図が学べるだけでなく、日本で一番高い山や長い川なども一緒に覚えられます。

今回紹介したのは日本地図絵本ですが、興味があるもののほうが記憶として定着しやすいです。
動物に興味があれば動物を、恐竜に興味があれば恐竜の図鑑や、絵本をおすすめします。

寝る前に絵本を読むと眠くなる？

絵本を読むと眠くなる理由は2つあります。

理由その①ミラーニューロン

絵本の登場人物が寝ていたり、眠たい描写があったりすると「ミラーニューロンシステム(マネする能力)」が働き、だんだん眠くなってきます。

ミラーニューロンは、親しい関係(親子、兄弟、友達)のほうが強く働きます。

そのため、親や兄弟などの親しい人が読み聞かせするのも、1つのポイントとなります。

理由その②スキンシップ

読み聞かせをすることで、コミュニケーションや、スキンシップを取る事ができます。

それによって「オキシトシン」が分泌されます。

オキシトシンが分泌されると、副交感神経が優位になり、リラックスできる状態になります。

さらに、「寝る前に読む絵本」を1冊決めて、寝る前に読むことを繰り返し行うことで、その絵本を読むだけで、自動的に眠くなるようになります。

寝る前におすすめな絵本3選

読むと眠くなる絵本や、スキンシップが取れる絵本を3冊、紹介します。

もうねんね　(20ぺージ)

「もうねんね」はミリオンセラーで、「寝る前の読み聞かせ絵本」としては、王道絵本です。

この絵本を読み聞かせている途中、筆者自身、何度も睡魔に負けそうになりました！

また、作者の「松谷みよ子」先生は他にも数々のミリオンセラー絵本を出しており「いないいないばあ」は700万部以上も売れていて、日本で一番売れている絵本です。

松谷みよ子先生の絵本は、どれもステキな絵本なので、一度お子さんに読み聞かせしてみてはいかがでしょうか。

ねむねむごろん　(32ページ)

心地の良いオノマトペ(擬音)が使われており、簡単な言葉で短い文章のため、0歳の赤ちゃんからでも読み聞かせることができます。

娘はこの絵本を「寝る前の絵本」にしていました。

2歳を過ぎてからは「ねむねむさんがやってくる」を「寝る前の絵本」にしています。

だいすき　ぎゅっぎゅっ　(25ページ)

スキンシップを取りながら、心地のいい睡眠にもっていくのにおすすめです。

0歳の赤ちゃんにとっては少し文字数が多めです。

この絵本は、「うさぎの親子の愛情たっぷり」シリーズの中の1つです。
そのシリーズ名からしても、幸せになってしまいますね♪

まとめ

今回の記事をまとめると次の通りです。

効率的に暗記できる理由や、眠気を促せる理由を知ると、それぞれの目的に合わせた絵本を選ぶ事ができます。

2歳以上のお子さんに、寝る前におすすめな絵本は『ねむねむさんがやってくる』という読めば自ら眠りたくなる絵本です。

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