「ねむねむさんがやってくる」ユ・ヒジン文・絵/ 中井はるの訳(出版:世界文化社)
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「子どもが一人で、自ら寝てくれたらいいのに」
そんな悩みを持つ方に向けた、「子供が自ら眠りたくなる」不思議な絵本です。
- 本のあらすじや対象年齢が分かる
- 実際の子供の反応を紹介
- 実感した絵本の効果を紹介
自ら眠りたくなる絵本「ねむねむさんがやってくる」について、以下の点を紹介します。
絵本の基本情報
対象年齢・レビュー
ページ数:40ページ
*対象年齢:2~5歳
*文字数:普通
おすすめ度:
テンポの良さ:
*対象年齢、★は当サイト独自の考えです。
*文字数は本サイトの対象年齢と比較したものです。
児童心理士の方が作られた絵本です。
「子供を寝かせる絵本」ではなく、「子供が寝ることを選ぶ絵本」です。
あらすじ
「ねむねむさん」という「眠り」がやってくるお話です。
バックの中に子供に配る夢を詰め、子供が「ねむねむさん」を呼ぶことでやってきます。
でも、呼ぶだけでもやってきません。
目を閉じて心の中でおまじないをかけると、ゆっくりゆっくりねむねむさんがやってきます。
目を開けてしまうと、すぐにお家に帰ってしまいます。
お母さんが、子供に優しく語り掛けながら物語が進みます。
子供が、「遊びたい」表情から「安心」した表情へと丁寧に移り変わっていきます。
いい夢見てね、おやすみなさい。
子供の反応・感想
初めてこの絵本を読んだ時の衝撃が忘れられません。
娘と「まだ来ない」「目を開けるとねむねむさんが来ないよ」なんて会話をしながら、5分ほどで眠りにつきました。
そんな娘は、毎回「ねむねむさんは今日も来る?」と、絵本の女の子と同じことを言います。
「ねむねむさん」という優しい名前が、また眠気を誘う素敵な名前ですよね。
絵本の「ねむねむさん」が、とても可愛い姿をしており、読み手までもが癒されます。
「ねむねむさん」が、寝ることに対する恐怖心を優しく取り払ってくれました。
実感した効果
- 安心感を得られる
- 自ら寝ようとする
💡 安心感を得られる
「包み込まれるような温かさ」がこの絵本にはあり、落ち着いた気持ちになります。
この安心感も、早く寝られる秘訣の1つです。
1人ねんねを行っていないお母さんは、ぜひ抱きしめながら読んであげてください♪
安心感が得られるスキンシップはオキシトシンというホルモンが分泌されて、質の良い眠りが期待できます。
💡 自ら寝ようとする
子供が自ら目とお口を閉じて、静かに横になります。
自ら寝ようとした子供は、本当に寝るのが早いです。
初めて読んだとき、あまりに寝るのが早かったので、寝ている真似をしてふざけているのかな、と思ったくらいです。
お昼には、「夢」を絵にかいて、バッグに詰めるなんて遊びもしていました♪
娘曰く、「ねむねむさんが届けてくれた夢」を書いてみたそうです。
まとめ
「ねむねむさんがやってくる」をまとめるとこんな絵本です。
- 1~5歳を対象にした絵本
- 子供のもとに「ねむねむさん(眠り)」が訪れるお話
- 子供は「ねむねむさん」に会いたくなり、安心して眠りにつくことができる
「ねむねむさんがやってくる」は、児童心理専門家の方が作った絵本です。
子供の心は「ねむねむさん」に掴まれて、自ら「眠りたい!」と思うようになります。
あなたの家にも「ねむねむさん」を呼んでみませんか?
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*本記事はすべて、個人の感想とレビューです。