「すすめ!きゅうじょたい」竹下文子・文/鈴木まもる・絵(出版:金の星社)
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この絵本は、子供が大人気の乗り物を使い、困っている人を助けるお話です。
「助け合うことの大切さ」
「考える力」
「乗り物の知識」
この絵本には、多くの学びが詰まっています。
- 本のあらすじや対象年齢が分かる
- 実際の子供の反応を紹介
- 実感した絵本の効果を紹介
学べて楽しい、夢中になれる絵本「すすめ!きゅうじょたい」について、以下の点を紹介します。
絵本の基本情報
対象年齢・レビュー
ページ数:32ページ
*対象年齢:1~4歳
*文字数:普通
おすすめ度:
テンポの良さ:
*対象年齢、★は当サイト独自の考えです。
*文字数は本サイトの対象年齢と比較したものです。
作者の方が子供のころに作った、「乗り物の木のおもちゃ」から発想を得て、この絵本を製作したそうです。
乗り物が大好きな子はもちろん、そうでない子も乗り物の魅力に気づき、楽しめる構造になっています。
鈴木まもるさんの絵は、柔らかい色使いが特徴です。
子供に、美しいものを見せてあげたい親御さんにもおすすめです。
あらすじ
6人の可愛い子供救助隊!
どんな困難でも、皆で力を合わせれば大丈夫。
「ショベルカー・高所作業車・ダンプカー・ホイールローダー・クレーン車・ヘリコプター」
大人気の乗り物6種類を子供が使って、困ったひとを助けます!
早速、木から降りられなくて困っているくまを、ヘリコプターが空から発見!
どの乗り物が、どう助けるのかな?
たくさんの困ったひとを、乗り物の特徴に合わせて様々な助け方をします。
最後は・・・
子供の反応・感想
娘は、絵本を読んでから「困っている人を助けるの!」が口癖になりました。
子供は、「ヒーロー」に憧れるものですよね。
この絵本でのヒーローが子供なので、同じ目線で楽しめるため、あっという間に絵本の世界に入り込んでしまいます。
子供の「もう一回呼んで!」が止まりませんでした。
この絵本は、それぞれ乗り物の特徴を活かして助けています。
そのため、言葉で説明しなくても、乗り物の役割が絵を見るだけですんなりと理解する事ができます。
乗り物に詳しくない子供にも、安心して読み聞かせられますね♪
「〇ちゃんならどの乗り物を使って、どう助ける?」なんて会話をして、考えさせながら読み聞かせるのも楽しいですよね♪
絵柄も可愛く、柔らかい色合いで読み手も癒されます。
「何度でも読みたいな」と思わせてくれる絵本です。
実感した効果
- 乗り物の知識が深まる
- 助け合う事の大切さがわかる
💡 乗り物の知識が深まる
絵本には6種類の、違った特徴を持つ乗り物が登場します。
絵を見るだけで、その乗り物の役割を理解できるため、まだ言葉の理解が難しいお子さんでも楽しめます。
子供が見て楽しめるような「工夫された絵の構図」に、子供はくぎ付けになり、乗り物の知識も自然と入ってきます。
💡 助け合う事の大切さがわかる
絵本では、6種類の乗り物を使って困っているひとを助けます。
乗り物には、それぞれ「得意不得意」が存在するため、乗り物同士で助け合って困難を乗り越えます。
一人では成し遂げられないことも、皆で助け合えば乗り越えられることを、絵本で学べますね♪
まとめ
「すすめ!きゅうじょたい」をまとめるとこんな絵本です。
- 1~4歳を対象にした絵本
- 6人の子供救助隊が、6台の大人気乗り物を使って困っているひとを助けるお話
- 子供目線で書かれており、絵本の中に入り込んで夢中になる。乗り物それぞれに、特徴があり、絵本を読むだけで理解できる。
子供目線で簡単に、それでいて子供が夢中になれる絵本を作れる作者さんには脱帽です。
言葉ではなかなか伝えられない「助け合うことの大切さ」
絵本を使って、わかりやすく伝えてみてはいかがでしょうか。
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同じ作者さんの『せんろはつづく』も名作なのでぜひご覧になってくださいね。
*本記事はすべて、個人の感想とレビューです。