「ノンタンおやすみなさい」キヨノサチコ 作(出版:偕成社)
⏰この記事は1分で読めます #ノンタンあそぼうよシリーズ
子供を寝かしつけようとすると、「まだ寝たくない」「遊びたい」なんてことを言われる事が多いですよね。
この絵本は、子供の「遊びたい」という気持ちに寄り添いつつ「夜は寝る時間」ということをわかりやすく教えてくれます。
「夜はなんでねないとだめなの?」が分かる絵本「ノンタンおやすみなさい」について、以下の点を紹介します。
- 購入を悩んでいる方
- あらすじや対象年齢、子供の反応が気になる方
絵本の基本情報・レビュー
ページ数:32ページ
*対象年齢:1~4歳
*文字数:普通
おすすめ度:
テンポの良さ:
*対象年齢、★は当サイト独自の考えです。
*文字数は本サイトの対象年齢と比較したものです。
ノンタンシリーズ絵本全36作品のうちの1つで、ダブルミリオンセラーです。
子供には「共感」をしなければ、なかなか耳を貸してくれません。
この絵本では子供の「遊びたい気持ち」に共感しつつ、寝ることを促せる内容になっています。
内容
「ぼく ねむくない。ねるの いやだな。」
ノンタンは寝る時間になっても眠れずにいました。
ノンタンはうさぎさんのところに遊びにいきます。
しかし、うさぎさんは今から寝るところでした。
小鳥さん、くまさんも寝ていたので遊べません。
すると、ふくろうくんが飛んできて「ノンタン!ぼくと あそぼうよ。」
ふくろうくんとおにごっこで遊ぶことになります。
しかし、夜のお外は真っ暗で、ノンタンは前が見えずに躓いて転んだり、水たまりに入ったりしてしまいます。
「やぁーめた やめた。おにごっこ やぁーめた。」
ノンタンはつまらなくなって、おうちに帰り、お風呂に入って、しっかりと寝る事ができました。
ノンタン、おやすみなさい!
裏表紙と表紙の裏には、ノンタンの可愛いイラスト付きです!
子供の反応・感想
娘が、夜に「公園でもっと遊びたい」と言った時がありました。
私は「夜にお外に出ると、真っ暗だし、危ないよ。」と伝えますが、なかなか言葉ではわかってくれません。
「夜には寝て、朝早くに起きて、お友達と遊ぼうよ。」それでもわかってくれません。
そんな時にこの絵本を読むと、自分から「夜のお外は、危ないからね。」と言うようになりました。
絵本だと、言葉で伝えるよりわかりやすいですし、ノンタンの絵本は子供の気持ちに共感してくれるので、すんなりと受け入れてくれるようになります。
表紙の、寝られない顔のノンタンも可愛いです!
まとめ
「ノンタンおやすみなさい」をまとめるとこんな絵本です。
- 1~4歳を対象にした絵本です。
- ノンタンが、なかなか寝られずに、フクロウ君と遊ぶけど、真っ暗で危ないのでおうちに帰って寝るお話
- 絵本を読むことで、夜はみんな寝ている時間で、外に出ると危ないんだと理解する事ができます。
大人の言葉は、自我が出始めた子供にはなかなか届かないですよね。
そんな時には、ノンタンに寝かしつけを協力してもらってみてはいかがでしょうか。
*本記事はすべて、個人の感想とレビューです。
ノンタンシリーズは「繰り返し言葉」が多く使われていて、赤ちゃんに好かれる要素が盛りだくさんの絵本です。
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