「ノンタンおねしょでしょん」キヨノサチコ 作(出版:偕成社)
⌚この記事は3分で読めます #ノンタンあそぼうよシリーズ
この絵本は、おねしょをしてしまったノンタンたちが、自分でお布団を干して片付けるお話です。
この絵本を読むと、おねしょの片付け方や、天気、などが学べ、ふんわりと温かい気持ちになります。
- 本のあらすじや対象年齢が分かる
- 実際の子供の反応を紹介
- 実感した絵本の効果を紹介
天気を学べて、温かい気持ちになれる絵本「ノンタンおねしょでしょん」について、以下の点を紹介します。
絵本の基本情報
対象年齢・レビュー
ページ数:32ページ
*対象年齢:1~4歳
*文字数:普通
おすすめ度:
テンポの良さ:
*対象年齢、★は当サイト独自の考えです。
*文字数は本サイトの対象年齢と比較したものです。
ノンタンシリーズ絵本全36作品のうちの1つで、ミリオンセラーです。
1歳後半~でも理解しやすいように、お日様や、雲に表情があり、天気の関係性が分かりやすい絵本です。
あらすじ
ノンタンと仲間たちは、皆おねしょをしてしまいます。
おねしょしたら、お布団干そうね、皆で干します。
布団を干している途中、雲がお日様を隠してしまいました。
そのまま雨が降ってきて、さあ、大変!布団が濡れてしまいます。
でも大丈夫、風さんが雲を吹き飛ばしてくれました。
お日様のおかげで、ふかふかの布団で寝れるね。
「うふふ、おふとん いいにおい
おひさまのにおい、いいきもち」
子供の反応・感想
布団を干すときに手伝ってくれるようになり、天気に興味を持つようになりました。
お日様や雲や風の関係性が、それぞれお日様、雲、風の表情に表れていて、天気の関係性を2歳の子供でも理解できました。
なかなか理解するのが難しいところですが、絵本を読むことですんなりと理解できました。
さらに、娘は皆のおねしょの形がツボらしく、大笑いしながら、「そんなわけないでしょ!」とツッコミを入れています。
ツッコミを入れつつ、「〇ちゃんのおねしょは、お花の形なの!」なんて可愛らしい事を言っています。
前までは、娘が「失敗」が大嫌いで、おねしょしてしまうのが怖いからか、夜にパンツを履いてくれないのが困りごとでした。
おねしょに対して、ネガティブな感情を抱かなくなったため、夜でも安心してパンツを履いてくれるようになりました。
今では、おねしょをしたときには一緒にお布団を干しています。
干す時の天気を気にする姿や、干した後のほかほかとしたぬくもりを感じ取れるのは、絵本を読んだからこそだと思います。
実感した効果
- トイトレが捗る
- 天気について学べる
💡 トイトレが捗る
おねしょに対して、ネガティブな感情を抱かなくなります。
一見、おねしょに対してネガティブな感情を抱かない事は、マイナスなんじゃないかなんて思うかもしれませんが、子供は、わざとおねしょをしているわけではありません。
そのため、おねしょという失敗を気にして、トイトレ自体が嫌になってしまうことよりも、ポジティブに受け取ってもらうほうが、結果としてトイトレが捗ります。
💡 天気について学べる
「晴れると、洗濯物は乾くよ。曇りになると、洗濯物は乾かないね。
雲が増えると雨が降るね。でも、雲はずっとその場に居続けるわけではないよ。
雲は風に流され移動して、またお日様がお顔を出すことで晴れになるよ。」
と、これだけの情報量が絵本で、たったの12ページで分かりやすく学べます。
言葉で説明しても、なかなかイメージがわかない天気ですが、絵に表情が書いてあるため、アニミズムの効果でパッと理解できます。
娘は雲が風に流される事に驚いた様子で、絵本を読んでしばらくは、ずっとお空を眺めていました。
娘は「あの雲さんはどこから来たの?」「お日様は雲の上にあるの?」「雨の日はお日様はどこにいるの?」と、天気を学ぶことで、「あたりまえ」に理由がある事を知って、いろいろな疑問が湧いてきた様子です。
まとめ
「ノンタンおねしょでしょん」をまとめるとこんな絵本です。
- 2~4歳を対象にした絵本です。
- ノンタンも皆もおねしょしちゃったけど、お布団干せば、ちゃんとふかふかお布団で寝られることが分かるお話です。
- 絵本を読むことで、おねしょに対する不安が無くなり、天気について学べます。
皆はおねしょしても泣いたり、怒ったりしていません。
明るく楽しい表情なので、安心してパンツで過ごせますね♪
また、天気を知ることによって、娘の学習意欲も刺激されました。
皆さんも、ノンタンと一緒に、おねしょを機会に、天気について学んでみてはいかがでしょうか?
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*本記事はすべて、個人の感想とレビューです。