「ノンタンスプーンたんたんたん」キヨノサチコ 作(出版:偕成社)
⌚この記事は3分で読めます #ノンタンあそぼうよシリーズ
*本記事は著作権を順守しております。
この絵本は、何でもかんでも食べちゃうノンタンのお話です。
離乳食が始まった子や、偏食がでてきた子におすすめです。
- 本のあらすじや対象年齢が分かる
- 実際の子供の反応を紹介
- 実感した絵本の効果を紹介
食育にぴったりな絵本「ノンタンスプーンたんたんたん」について、以下の点を紹介します。
絵本の基本情報
対象年齢・レビュー
ページ数:24ページ
*対象年齢:1~4歳
*文字数:普通
おすすめ度:
テンポの良さ:
*対象年齢、★は当サイト独自の考えです。
*文字数は本サイトの対象年齢と比較したものです。
ノンタンシリーズ絵本全36作品のうちの1つです。
不思議と口ずさみたくなるリズムで、楽しさ満点で物語は進んでいきます。
あらすじ
「ノンタンの スプーン たんたんたん
なんでも かんでも おいしくなっちゃう
ふしぎな スプーン たんたんたん」
ノンタンが、なんでもかんでも美味しくなっちゃうスプーンで、もりもり食べてどんどん大きくなっていきます。
しまいには、雲やお星さまに、お月さままで食べてしまいます!
調子に乗りすぎたノンタンは、お日様も食べようとします…どうなるかな?
子供の反応・感想
ノンタンの食べっぷりが見ててすっごく気持ちいいです。
1歳の娘は「ご飯を一杯食べて、ノンタンみたいに大きくなる!」と言っていました。
娘は偏食ですが、嫌いな食べ物を残す時に「ノンタンはなんでもかんでも食べて大きくなったね」と言うと、少しだけ頑張って食べるようになりました。
また、絵本のなかのご飯を再現してみることで、苦手なものでも「1口は食べてみる」事が増えました。
この絵本を読むと、ノンタンの「何でもおいしくなっちゃう不思議なスプーン」が欲しくなっちゃいますね♪
食べ物を食べる時の効果音がリズミカルで、読み手まで楽しくなります。
また、いろいろなご飯がたくさん出てきます。
「どれが食べたい?」などと質問することで、食に興味を持たせることが出来ます。
実感した効果
- 食に興味がでる
- 偏食が減る
💡 偏食が減る
「こんどこれを作ってみるね」と、実際に絵本のなかのご飯を再現してみたりすることで、偏食が減る事があります。
「え、そんなことで?」と思うかもしれませんが、子供は「輪切りのにんじん」は食べないけど、「星形のにんじん」は食べるなんてことありませんか?
食べず嫌いの場合、子供に興味を持ってもらうところから始めるといいかもしれません。
偏食は、毒を食べてしまわないための発達過程なので、大体の子供は食わず嫌いが多いです。
2足歩行が始まって、より遠くまで見渡せるようになったヒトが、毒を食べてしまわないための発達だと言われています。
そのため、偏食な子供の対応に必要なものの一つに、食への興味と安心感があります。
食べ物に興味を持ってもらう事や、繰り返し何度も食卓に並べることで、だんだん食べてくれるようになります。
💡 食に興味が出る
絵本のなかにはいろんなご飯が出てきます。
「どんなご飯が好きなの?」と聞いて、好きなご飯の系統を調べたり、一緒に作ってみたりすることで食に興味がでます。
子供だけでなく、親も、子供の好きな食べ物を調べることで、子供も自然と食に興味を持ち始めます。
親子で「食」をテーマに話し合うキッカケになりますね♪
まとめ
「ノンタンスプーンたんたんたん」をまとめるとこんな絵本です。
- 2~4歳を対象にした絵本
- ノンタン、魔法のスプーンでグングン食べて大きくなって最後には・・・
- 読むと「ノンタンみたいに大きくなる!」と、前と比較してご飯を食べてくれるようになった
この絵本はリズミカルで、読み手も楽しくなっちゃう「魔法のフレーズ」なので、自然と口ずさみたくなります。
偏食で食べ渋りをみせたとき、この魔法のフレーズを使って、「最初の一口」を克服してみるのもいいかもしれません。
あなたも、ノンタンの「魔法のフレーズ」で、お子さんの食育を行ってみませんか?
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*本記事はすべて、個人の感想とレビューです。